アロマのおかげ。〜 Lifehack and Aroma Life 〜

アロマ調香デザイナー/アロマテラピーインストラクター、さいたか(@sai_taka)のブログです。

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香りのマナーを意識する。

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こんにちは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

アロマテラピーインストラクター・さいたか@アロマ男子(@sai_taka)です!

 

先日、こんな本を読みました。


読んでみて、いろいろ考えさせられました。

 

「香害」とは?

Wikipediaには、以下のように出ています。

 

香害(こうがい)は、香水・香りつき洗濯洗剤・柔軟剤などの香料に含まれる香り成分に起因し、不快感を感じたり、頭痛やアレルギーなどの症状が誘発され、健康に害を受けることである。

 

香りの感じ方には個人差が大きく同じ香りでもある人にとってはよいと感じても別の人にとっては不快な香りとなり得て、また、不快感のみならず、咳・頭痛・喘息・吐き気などの症状を発する例もある。

 

香り成分は空気中に漂うため受動的に曝露することになり、いわば香り成分による公害であることから「公害」をもじって「香害」と呼ばれるようになった。

 

発生要因として、香水のつけすぎや、洗濯時に香りが強く残る柔軟剤を使用することなどがある。

 

NPO法人日本消費者連盟(日消連)が7~8月に2日間限定で開設した「香害110番」には、計213件の訴えが寄せられ、最も多かったのが、近隣の洗濯物の香りについてだったそうです。


「香害110番」については、以前ブログにも書いていました。

blog.livedoor.jp

 

香りの柔軟剤ブーム

 

独立行政法人国民生活センターによると、2009年ごろから香りの強い海外製の柔軟剤のブームが到来。

それをきっかけとして、国内のメーカーからも、香りに力を入れた商品が出てくるようになりました。

 

その結果、同センターへの柔軟剤の香りに関する相談件数は急増。2008年度は14件でしたが、2012年度は65件となりました。

 

 

「香料」とは

 

様々な香り商品に含まれている、香りのもと。

現在使われているのは、ほとんどが合成香料になります。

 

「天然(あるいは天然成分)」をうたっていても、抽出の際に使われる合成化学物質が残っていることが多く、純粋の天然香料はほとんどないのです。

 

 

使い方にも

 

洗剤メーカーなどでつくる日本石鹸洗剤工業会が27年に行った調査によると、2割近くが規定の2倍以上の量を使っていたことが分かったそうです。

 

同じ香水を使っていて香りを感じられなくなり、どんどん使う量が増えて、きついニオイになっている人がいますよね。

 

 

化学物質過敏症(CS)

 

香りで不調を引き起こす人の中には、化学物質過敏症(CS)の患者の方もいます。


化学物質過敏症(かがくぶっしつかびんしょう)とは、Wikipediaによると

 

非常に微量の薬物や化学物質(主に揮発性有機化合物)の曝露によって健康被害が引き起こされるとする疾病概念。

 

人体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされるとされており、個人差が大きいといわれる。

 
症状がひどい人は、職場や学校にいることもできず、辛い思いをされている方もいるようです。

 

日常生活に支障をきたすとなると、本当に困りますよね。

 

 


香りの好みは、人それぞれだから…

 

その香りをどう感じるかは、人によって違うもの。

 

自分にとっていい香りでも、周囲の人にとっては不快なニオイであるかもしれない…。

 

そういう風に考えて、「香りのマナー」を意識していくことが大切だと思います。




それでは、今日はこのへんで。

by:sai_taka


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