こんにちは。
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アロマテラピーインストラクター・さいたか@アロマ男子(@sai_taka)です!
先日、図書館でたまたま見かけた『黄色い部屋の秘密(別訳:黄色い部屋の謎)』を借りて読みました。
学生時代、ミステリー好きの人から薦められていたのですが、タイミングが合わず読めなかった一冊。
作者は、ガストン・ルルー。フランスの小説家、新聞記者です。フランス推理小説創世記においてモーリス・ルブランと並ぶ人気作家でした。
この作品を知らなくても、『オペラ座の怪人』はご存知の方も多いのではないでしょうか。
密室ミステリの中で、古典的名作と言われているこの作品。読むことができて良かったです。
まだ読んでいない方のために、ここでは内容にふれることはしないのでご安心を(笑)。
読んでいて、とても気になったのが「香り」。
それは、主人公のルールタビーユが口にする「黒い貴婦人の香り」というのですが…。
(第7章)
さあ、これからいよいよ<黄色い部屋>の扉が開く。そう思った時、ふとルールタビーユが扉を開ける手を止めた。そして、何を思ったのか、こうつぶやいた。
「おや! 黒い貴婦人の香りがする」
なぜ、ルールタビーユがそんなことを言ったのか? その香りはいかなる由来があるものなのか、その理由を私はそれから何年もあとに知ることになる。だが、それは今回の事件には関わりないので、その話をするのはまた次の機会にしよう。
(第29章)
「黒い貴婦人の香りか……。君はよくそのことを口にするね。ずいぶん気になっているようだけど……黒い貴婦人というのは誰なんだい?
「そのうちにね。君にも話せるかもしれない、たぶんだけど……」
そういうと、ルールタビーユは大きなため息をついたのだ。
ずいぶんと、もったいぶった書き方をしているのですが、気になって仕方がありません。
う~ん、どういう香りなんだろう。主人公のルールタビーユにとって、思い出深い香りであることは間違いないのですが…。
調べてみたら、ルールタビーユ・シリーズの続編で『黒衣婦人の香り』という作品がありました。そのものズバリなタイトルですよね。
こちらも読んでみたいです。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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