こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
今日も、昨日につづいて「アロマフェスタ2019」のお話です。
ちなみに、昨日の記事はこちら。
それでは、トークセッションPart2の内容をお届けします。
テーマは、「芸術と科学の視点からひもとく、音楽と香りの関係」。
古賀 良彦 氏(AEAJ顧問/杏林大学名誉教授/精神神経科 医師)
小林 奈那子 氏(チェロ奏者/音楽家)
お二人が登壇されました。
古賀先生は、香りと脳の関係について、ご自身の研究から、
小林さんは、音楽と香りの関係について、ご自身の活動から、
いろいろと興味深いお話をうかがいました。
印象に残った話は…
古賀先生のお話
音楽・香りの情報が処理される部分は、
脳の右半球(アナログ的・感情・非言語)である。
香りが脳にどう作用しているかを測定する方法は、
脳波分析とNIRS(近赤外線スペクトロスコピー)である。
それによると、ラベンダーの香りを嗅ぐとα波が出てリラックスすること、
またレモンの香りは、脳を活性化していることがわかる。
香りは、運動機能にも良い影響をおよぼす。
箱根駅伝で、ある選手がつけていた鼻腔拡張テープにも香りが仕込まれていた。
(これには、会場のみなさんも特に関心を示していましたよ)
小林さんのお話
音楽と香りには、
- 形をとどめられない
- 時間の経過とともに変化していく
- 使われている共通の言葉がある
という共通点がある。
好きな音楽に多く含まれている音と「香階」で対応する香りは、
好きな香りであることが多いことを実感した。
(これには、驚きました。香階を考案したピエスは、ここまで考えていたのでしょうか)
楽しい話のあとは、小林さんによるチェロの演奏。
演奏される曲に対応する香りを嗅ぎながら目をつぶり、
耳で感じる音と、鼻から感じる香りのハーモニー。
本当に、素敵なひとときでした。
写真は、会場で配られたムエットです。
音楽と香り、その可能性を感じるトークセッションでした。
古賀先生、小林さん、ありがとうございました!
今度、好きな音楽を聞きながら、好きな香りを楽しむ贅沢な時間を過ごしてみたいと思います。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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